茨城県がトンネル3D点検の実証実験/近接目視と同等の結果
2022.06.08
最新情報
県はトンネル点検の効率化を図るため、(一財)茨城県建設技術公社の協力により、県内初となる点検車による走行型3D点検システム導入に向けた実証実験を県内5カ所で行った。その結果、目視主体の前回の定期点検と比べ、同等の診断結果を確認。県担当者は「効率的に打音検査が必要な箇所を抽出できるなどのメリットがあった。引き続きコスト縮減効果などの検証を進め、国の動向を見極めながら、本格的な導入を検討していきたい」と話す。新しい技術の導入によるコスト縮減や生産性向上に期待がかかる。