茨城県が16者に感謝状贈呈/「左近の桜」復活へ多額の寄付
2022.03.25
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県が募集していた偕楽園「左近の桜」の復活を目指す寄付金で、大井川和彦知事は24日、100万円以上の寄付者16者に感謝状を贈呈した。
偕楽園見晴広場の左近の桜は、1963年に3代目として苗木が宮内庁から贈られ、長年にわたり県民に愛されてきが、2019年の台風15号で倒木。県内各地で復活を望む声が多く、県は復活に向けた取り組みを進めてきた。
寄付申込者は最終的に186者(個人149、企業等37)、寄附金額3056万円となり、県が復活に必要な事業費として試算した3000万円を上回った(100万円以上の寄附者は22者)。
感謝状は倒木した左近の桜で製作。大井川知事は「左近の桜の復活に向けて、皆さまから多額の浄財をいただき感謝申し上げる。現在は宮内庁から苗木をいただき育成しているところ。さらに魅力ある偕楽園づくりに努めていく」と述べた。
感謝状が贈られた主な団体等は次のとおり(名簿順、敬称略)。
■県造園建設業協会■県建設業協会■水戸商工会議所■㈱常陽銀行■㈱グロービス■茨城いすゞ自動車㈱■㈱廣澤精機製作所■茨城トヨペット㈱■関彰商事㈱■水戸桜川千本桜プロジェクト■共同測量㈱■株木建設㈱■日立グループ■㈱鴨志田造園建設