コラム「四季の風」

地図や偉人から測量を学ぶ

2024.06.04

コラム「四季の風」

 ◆昨日6月3日は「測量の日」だった。測量を正確かつ円滑に行うことを目的とする「測量法」が1949年6月3日に公布。89年に測量法の制定40周年を記念して、建設省(現在の国土交通省)が6月3日を「測量の日」に定めたという

 ◆また、測量の意義や重要性、地図に関する理解と関心を深めてもらうことを目的として、「測量の日」を中心に全国でさまざまな行事が開催。日本水準原点の一般公開や特別展示などが行われた

 ◆測量といえば、茨城県出身の偉人として長久保赤水があげられる。日本で初めて経緯線の入った日本地図を発行し、2020年9月には赤水の関連資料が国の重要文化財に指定された。現在は県立歴史館の企画展「歴史を紡いだ茨城の先人」で、日本地図の先駆者として展示が行われている。企画展終了が迫っているため、時間を見つけて行ってみたい

 ◆「測量の日」自体は過ぎてしまったが、この日をきっかけに測量にさらに興味がわいた。機会があれば、歴史や地図など、さまざまな角度から測量についてさらに知識を深めていきたい。(K)

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