コラム「四季の風」

新年度が始まった

2024.04.02

コラム「四季の風」

 ◆この間、年が明けたと思ったらあっという間にもう4月。時の流れは早い。春から新生活が始まったという方も多いと思う。新しい企業に入社する人、異動により新たな場所で未知の仕事に取り組む人、そして無事勤め上げて定年を迎えた人◆取材で、3月末で定年を迎えた県土木部の出先機関の所長とお話をする機会があった。これまでの自身の仕事やこれからの土木行政などを話していただくという企画で、快く取材に協力していただいた。聞かせていただくエピソードはどれも楽しく、とても勉強になった。そして思った。「60歳ってまだまだ若いな」と◆60歳はいわゆる還暦。長寿を祝うという意味があるが現代では60歳はまだまだ若い。人生100年時代が叫ばれることを考えれば、まだ人生の半ばを過ぎたばかりというところ。エネルギーに満ち溢れた姿を見て「まだまだこれからご活躍されるのだろうな」と確信した。新たなステージでも頑張っていいただきたい◆一方で、年度が変わっても大きな変化がないという方も大勢いると思う。かく言う自分もその一人。環境が変わらなくても、必要な仕事をひとつひとつ成し遂げていく。これも大切なこと。(N)

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