果敢な挑戦者たち
2023.08.22
コラム「四季の風」
◆ヨーロッパ各地でサッカーの2023-24シーズンが始まった。この夏も多くのビッグネームの移籍が行われた。夏のマーケットが閉じるのは8月末。残り10日間でさらなるビッグディールが成立する可能性もある◆日本人選手の移籍も活発だ。代表のキャプテンを務める遠藤航選手は、イングランドのリバプールへの移籍が決まった。鎌田大地選手はイタリアのラツィオへ移籍。そして、水戸市出身の上田綺世選手は、オランダのフェイエノールトへ移籍した。それぞれ、レギューとして活躍してほしいものだ◆その一方、ヨーロッパからヨーロッパの外へ移籍する選手も目立った。ベテラン選手の移籍であれば特に不思議もないが、この夏は30前後の第一線で活躍する選手の移籍も活発だ◆プロである以上、自分を最も評価してくれるクラブに移籍するのは当然のこと。思えばJリーグにも一流の外国人選手がたくさん来てくれた過去がある。ファン心理としては複雑だろうが、最終的に決定するのは選手自身。どのような行く末になるのか、果敢な挑戦者たちの今後を見守ろうと思う。(H)