熱中症にご用心
2023.07.25
コラム「四季の風」
◆本県では最近、立て続けに自然災害に見舞われている。6月の豪雨災害に端を発し、7月には突風被害で建物が損傷するという事態が発生した。そして今まさに、現在進行形で人々を苦しめているのが酷暑による熱中症のリスクだろう
◆「ことしの夏は例年よりも暑い」と毎年のように言われているが、本当に毎年最高を更新するかのような暑さ。屋外の取材に訪れると、うだるような気温の高さで瞬時に汗が吹き出る。無事取材を終えて車に乗り込むと車の中はまるで蒸し風呂状態。エアコンの効いた部屋に戻ることでようやっと人心地つく
◆ただし、空調を効かせすぎると、屋外との寒暖差で体がまいってしまうようだ。水分補給は大切だが、利尿作用のあるカフェインを含む緑茶やコーヒーは摂取しすぎると逆効果になるという話も聞く
◆しかし、本当に大変なのは夏の暑さにも負けず社会のため、インフラ整備に汗を流す建設業の方々。自然災害発生時にいち早く駆け付け、助けてくれる姿はまさにヒーロー。いつもありがとうございます。どうか熱中症にはご用心ください。(N)