コラム「四季の風」

盛り上がるW杯

2022.11.29

コラム「四季の風」

 ◆いよいよ年末へ突入というこの時期、寝不足で困っている人も多いのでないだろうか。カタールで行われているサッカー・ワールドカップ。序盤からジャイアント・キリングが続き、日本国内はもちろん、世界中で盛り上がりを見せている◆開幕前は中東の笛や暑さを勝手に心配していたが、蓋を開けてみればそんな予想は大きく外れてくれた。冷房完備のスタジアムで選手たちは問題なくプレーしている。逆に上着を羽織るサポーターもいるようだ◆何よりも大きいのは、前回大会でも活躍したVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の存在だ。ウェールズ-イラン戦では、VAR判定でGKが退場し、スコアレスだった状況を大きく動かした。イエローカードとレッドカードの重みはやはり違う◆ただ、VARはあくまでも審判のサポート役にすぎず、明らかに間違った判定をなくすためのもの。最終決定を行うのは主審だ。この先もフェアな好ゲームが繰り広げられることを期待したい。そして、日本代表チームがグループステージを突破できますように。(H)

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