コラム「四季の風」

基本的な対策が大事

2022.01.12

コラム「四季の風」

◆年明けの6日、上空に流れ込んだ寒気の影響などにより、首都圏を中心に雪が降った。茨城県内でも積雪を観測。水戸、つくばの2観測地点で積雪を観測したのは、3年ぶりのことだという

◆雪が降って「うれしい」と思っていたのは、いつの日だっただろうか。職場から外を眺めると、雪を楽しむ親子の姿が見られた一方で、道路の渋滞、交通機関の乱れを恐れて帰宅を早める人がいた

◆県警によると、6日午後5時ごろから7日午前11時ごろまでの間に、積雪や凍結などで合計548件のスリップ事故が発生。慣れない、そして予想外の積雪に戸惑った人も多くいたはずだ

◆慣れない雪道だとしても、車間距離の確保や速度の抑制など、やはり基本的な対策が必要になる。また、スタッドレスタイヤへの履き替えといった、日頃からの備えも大事だと痛感した

◆国内初の感染者が確認されてから約2年となる新型コロナウイルス。オミクロン株によって新規感染者が急増し、第6波に入ったとも言われている。改めて不要不急の外出自粛やマスク着用、手洗い、消毒など、基本的な対策を心掛けたい(A)

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