来年こそはと毎年思う
2021.12.06
コラム「四季の風」
◆仕事帰りにコンビニへ寄ると、クリスマスソングが流れていた。ああ、もう年の瀬かと実感する。毎年この時期は、新しい年を迎えるワクワク感とやり残した仕事の多さに焦る気持ちがないまぜになる
◆12月は師走。由来は諸説あるが「師(僧侶)が走り回るほど忙しい」というものが有名で、昔も今も忙しい時期であることは間違いない
◆年末は急に来るわけではない。11月の次に来ることは分かりきっている。10月の次に急に師走になることはないわけだから、少しずつ準備を整えればそんなに年末バタバタしなくても済むんじゃないか。と、毎年思っている。来年こそはもう少し計画的に生活しよう、という誓いも毎年恒例になっている
◆大掃除や年賀状の準備。年が明ければ初詣にあいさつ参り。慌ただしい時間ではあるが、当たり前の日常が当たり前ではないことを否応もなく実感させられた昨今。いつも通りの年の瀬が迎えられるありがたさを噛み締めながら、晴れ晴れとした新年が迎えられるよう準備を進めよう。「来年はもっと計画的に」という誓いも忘れずに。(N)