コラム「四季の風」

茨城の魅力を発見したい

2021.11.16

コラム「四季の風」

◆11月13日は「茨城県民の日」だった。1871年の府県統廃合で、11月13日に初めて「茨城県」という名前が用いられたことから、1968年に県の条例により制定。県民一人一人が郷土の歴史を知り、より豊かな生活と県の発展を願う日とされている

◆茨城の地名は、「常陸国風土記」の中の「黒坂命という人が、古くからこの地方に住んでいた朝廷に従わない賊の住みかに茨を仕掛けて退治した。または、茨で城を築いて退治した」という話が由来になっているそうだ

◆当日は偕楽園や近代美術館、かみね動物園、竜神大吊橋、大洗マリンタワーなど多くの県内施設で入場料無料・割引が実施された。また、県庁25階では11月30日まで県政150周年記念パネル展を開催。現在に至るまでの主な出来事を振り返ることができる

◆茨城県といえば、先日発表された都道府県魅力度ランキング(2021)で、再び最下位へと転落したことが記憶に新しい。魅力がないわけではなく、魅力が伝わっていないことも要因の一つだろう。魅力を十分に伝えることができるよう、自分自身もっと故郷の魅力を発見したい。(A)

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