茨城は再び最下位転落
2021.10.18
コラム「四季の風」
◆都道府県魅力度ランキング(2021)が発表された。昨年、7年連続の最下位から脱出し、42位までランクアップした茨城県は、再び最下位へと転落した。点数は11・6ポイント。都道府県の調査を開始した09年から13年連続で1位の北海道(73・4)と比べると、悲しくなる数字だ
◆お隣の栃木県は、昨年の最下位から41位(16・2)に浮上。とはいえ、那須や日光などの観光スポットもあり、潜在力や地域資源を考えると、かえって低すぎるのではないかとも思う
◆ランキングは「各自治体について、どの程度魅力を感じますか」という問いに対し、「とても魅力的」を100点、「やや魅力的」を50点、「どちらでもない」、「あまり魅力を感じない」、「全く魅力的でない」を0点として、回答を集計したものだという。一部では、精度などの問題を指摘する意見もある
◆ランキングの結果に一喜一憂するべきではないだろうし、「最下位にいるほうが注目される」といった声も聞こえてくるが、ランキングを上げようと努力している人がいるのも事実。来年の最下位再脱出を期待したい。(A)