成長が期待できる一年に
2022.01.05
コラム「四季の風」
◆2022年が幕を開けた。昨年に比べると少しずつ「いつもの正月」が戻ってきた気もする。もちろん、新型コロナウイルス感染症の脅威は決して消えておらず油断は禁物だが、徐々に付き合い方も分かって来た感はある。このままいつも通りの日常に戻れる日が来ることを祈るばかりだ
◆さて、ことしは寅年。干支で壬寅(みずのえとら)にあたる。芽吹きや成長が期待できる年と言われている。前回の壬寅である1962年には、首都高速道路初の開通区間である京橋-芝浦間が供用開始。北陸トンネルもこの年に開通した
◆本県で整備が進む東関道水戸線(潮来~鉾田)は開通時期の見通しが示され、これから工事の発注が本格化するのではないかという期待がふくらむ。「新しい資本主義」を掲げる岸田首相の手腕にも期待したい。先の見えない時代だからこそ、日本が成長するための施策を展開してほしいところだ。基幹産業である建設業界の成長と発展が、わが国の繁栄につながることは間違いない
◆本紙は今年も、建設業の皆さまの成長に役立つ情報を提供してまいりますのでどうか一年、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。(N)